掲載作品を紹介します
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『魔女の遺品』 猫春
天国へ旅立った婆ちゃんの遺品を求めて、土中青年の家に次々と見知らぬ人がやってきた。浮上する“婆ちゃん魔女疑惑”と“奇妙な歌に秘められた謎”に、青年は立ち向かう。果たして“魔女の遺品”とは?
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『北海道中エルボーバイシクル』 マンノン
時は平成お江戸下町。むさむさしい男二人が方位磁石を買いにゆく所から物語は始まりまして、スイカのペンギン駅長を連れ立ち北へ北へと向かう一行。彼らは一体何を目指しているのか…
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『明るいところで光る星』 日野 裕太郎
そこは何頭もの巨大な象が地盤を支えている世界。象の寿命を前に新天地を求め旅に出た探索者たちは、立ちはだかる絶望に皆、命を落としてゆく。そうして残された最後の二人が果てる間際に見たものは、はたして希望になり得る光か否か――。
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『魔女の祝福と人の王』 相沢 ナナコ
世界の中心で尊いお子様が生まれたとき、世界の四隅で魔女たちは知らせを受けて、祝福を授けにやってくるのです。――あなたの帰りを待ってくれる家族がいますように。暖炉の火を守ってくれますように。
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『ケントと星のコンパス』 R・H・恵賭
孤児院で育ったケントは両親の形見であるコンパスを肌身離さず持っていた。一日で針が一周りするその壊れたコンパスは、不思議な出来事をケントにもたらしてゆく。そんなある日、ケントはコンパスの優しい秘密を知るのだった。
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『鈴の音の響くところ』 くまっこ
誰にも気付かれないほどゆっくりと、世界には異変が起こっていた。呪い師の家系に生まれたスズリは、その身に重大な神事を委ねられ、神の元へと向かう。出会うはずのない神と巫女が“再会”したとき、世界の理を二人は知ることになる――。
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『止まない風』 まりも
「東から吹く風は、我が国土を苛み、やがてはすべてを滅ぼすであろう」――戦後の敗戦国で声高に、今では呪詛とされるその言葉を唱え続ける男がいた。男は、かつての友人が“悪魔の風”を吹き込む者に成り果てたことを知り、決起する。
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『彼女の右手』 久地 加夜子
図書館で手伝いをしている真琴が司書に見せられたのは、方位磁針のはめ込まれた手作りの本だった。ところがその針は北を示さず、なぜか真琴を指したまま動かない。本に魅入られた真琴は本の持ち主が意外な人物と知り、その過去に直面する――。
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『時計さん』 高村 暦
時計さんの持つ懐中時計は、それを受け継いだ時には蓋を開ける機構が壊れてしまっていた。だから時計さんも中を見たことがないという。耳を近づけても音のしない壊れた時計を私は、“機械の時を蘇らせる男”に託したのだった。
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『ネヴァーランドのわたしたち』 あずみ
バトル・オブ・ブリテンのさなか、女性飛行士のリリーは飛行場で“妖精”と出会う。「――ねえ、あなたはどうして飛ぶの。」……時代に翻弄され、流れゆく出来事に心を揺らされながらも、リリーは自らの道を模索してゆく。
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『南の空の、冬の三ツ星』 みやの はるか
高校時代の同級生が、若くして死んだ。特に親しい友人でもなかった筈の同級生との、何年も忘れていた些細な思い出が呼び起こされる。そうして見上げた先には――オリオンの三ツ星が並んでいた。
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『指針と羅針』 泉 由良
ときに道を見失い、不安を纏うとき。わたしたちは何を頼りにしたらよいのだろう。――それをそっと教えてくれたのは、星々の輝き。ひかりをこころにうつして、わたしはわたしの道を描くのです。
※掲載順・敬称略
作品の著作権はそれぞれの作家さまにありますので、無断転載はしないでくださいね。
Information
2014.6.8
イベント参加予定を追加しました。
Past update
2014.5.24
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2014.5.23
感想コレクションを追加
2014.5.20
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イベントレポートを追加
2014.5.3
特設サイトを作ってみました
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